圏央道は、都心から約40~60kmを環状に連絡する全長約300kmの高規格幹線道路。東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道などの放射状に延びる高速道路や都心郊外の主要都市を連絡し、東京湾アクアライン、東京外かく環状道路などと一体となって首都圏の広域的な幹線道路網を形成しています。 日本の高速道路建設に欠かせない高架橋工事やトンネル工事には、高い技術が必要とされます。ティーネットジャパンでは、この高速道路の新設・維持補修工事において発注者支援業務を行っています。
道路に求められるのは、移動における快適性だけではありません。地域と調和し、地域の地形や特性をいかに尊重し、自然的な景観資源を守ることも重要になります。また、環境への影響や負荷も考えなければなりません。 山間部をつなぐ国道新設にあたっては、トンネルや高架橋といった方法があります。 上記の写真は、高架橋で山間部をつなぐ国道を新設するための、土台となる橋脚の工事風景です。
大分川水系七瀬川の上流約21kmの地点、大分県大分市大字下原地先にあるロックフィルダム。中心からコア材・フィルター材・ロック材と呼ばれる土や岩石を積み重ねて建設されたダムです。貯水量は2400万㎥。
水害の多い日本においてダム建設は重要な国家プロジェクトです。事業には多額の費用がかかり、スムーズな工事が求められるため土木の最新技術が多く投入されます。ティーネットジャパンでも各地のダム建設において発注者支援業務を行っています。
吊橋技術のシンボルとも言われる瀬戸大橋は、本州の岡山県と四国の香川県を結ぶ連絡橋の一つで、島々をつなぐ橋をまとめた総称です。着工は1978年、1988年に完工・開通するまで、約10年という長い年月をかけて建設されました。橋梁部は延べ9,368メートル、高架部も含めると約13キロメートルという長さです。この橋もティーネットジャパンが発注者支援業務として関わったプロジェクトのひとつです。
上段を自動車、下段を列車が走行する二重構造になっており、列車が通った際に橋の中央部が数十センチたわむ構造になっています。さらに車が渋滞して重たい貨物列車が走るなど最大荷重時の想定では5メートル以上下がる計算です。これだけの変化に耐えるためには高度な計算と工事品質が求められます。
「新井田川橋」は、東日本大震災の津波により被害を受けた宮城県南三陸町志津川の中心市街地東部を南北に流れる二級河川新井田川を横断する橋梁です。復興した新しい町に移り住む人たちの生活をつなぐ橋として利用されています。
橋梁工事は基礎と橋脚部分の「下部工」と道路部分の「上部工」から成る工事です。ティーネットジャパンでは、高速道路や新幹線の高架橋をはじめ、さまざまな橋梁の新設工事や維持補修工事の発注者支援業務を行っています。
JRTT(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)では、全国新幹線鉄道整備法に基づいて昭和48年に整備計画が決定された北海道新幹線(青森市・札幌市間)、北陸新幹線(東京都・大阪市間)、九州新幹線(福岡市・長崎市間)の3路線で、国土交通大臣から建設主体として指名を受け整備新幹線の建設を進めています。
※写真はすでに開業している区間のものです。
土砂災害を防ぐための急傾斜地崩壊対策工事です。近年の雨量の増加に加え、地震が頻発する日本では、急傾斜地など崩落や地滑り、土砂災害が起こる可能性の高い場所において、擁壁工事によって地盤の安定化を図り、安全性を確保することが重要です。
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